ウィーン中央駅 (Wien Hbf)からブダペスト東駅(Budapest-Keleti またはKeleti Pályaudvar)までは、電車で約2時間半、約€30程でした。スロバキアからウィーンへ移動したときと同様、チケットはOBBで購入しました。
華やかなウィーンから、旧ソ連の香りが漂うブダペスト。他の方のブログなどで、ブダペストの治安や、マイナスな面を拝見したぽろちと配偶者は、ブダペストでは油断せず、ウィーンとはまた別の意味で、気を引き締めて行動しようと心に誓いました。
しかし、ブダペストに向かう列車の車中、とりあえずポテトチップスで心を落ち着かせようしていた矢先、高級ブランドで全身を固めた若い男性に、突然「ヘーイ!お金なくて一文無しなんだけど、お金貸してくれない?帰りの電車代持ってないんだ」と話しかけられました。ヴィトンのバックを引っ提げているヤツが何言ってるんだ、的な強気な気持ちで、「ノーマネー!」と言うと、舌打ちと共に男性は消えて行きました。決意した直後にお金を無心されたので、更に気を引き締めました。
ブダペスト東駅に到着です。ウィーンの華やかな雰囲気とは違い、駅は至る所が古びており、どことなく物悲しい印象を受けました。これが旧ソ連の香りってヤツなのでしょうか。辺りを警戒しながら、地下鉄M4に乗り込みます。
駅にある券売機で、1日券をHt1650(約€5)で購入しました。恥ずかしいことに、周囲を警戒しすぎた結果、券売機からお札を取り忘れてしまったのですが、後ろに並んでいた親切な方が、ぽろちと配偶者を追いかけて教えてくださいました。
まずはホテルへと向かうべく、ブダペスト東駅からSzent Gellért tér駅へ移動です。
Szent Gellért tér駅を出ると、なんと目の前に、ぽろちと配偶者が泊まるホテルがありました。こちら、Danubius Hotel Gellért (ホテル・ゲラート)です。ホテル・ゲラートは、温泉も併設されており、宿泊者は一回の入浴が無料になります。
早速チェックインしてお部屋へ。
加湿器のような形ではありますが、嬉しいことに冷房付きです(カーテンに半分隠れているのが冷房です)。
冷蔵庫もあります。残暑が続く時期だったので、これは嬉しい!
バスルームです!
所々古く、何やら得体の知れない臭いがありましたが、まあ…許容範囲でした。
このホテルの魅力は、お部屋のバルコニーから、ドナウ川が見渡せることです!
夜景もとっても綺麗です。
しかしですね…良いところもあれば、悪いところもあるわけですよ。ここからは、ぽろちと配偶者の激おこタイムですが、どうかお付き合い頂けると幸いです。まずは、以下の朝食会場。会場自体は何も問題ありません。
お料理を盛るためにお皿を取ったのですが、お皿の底を触った瞬間、何か嫌な手触りと感触に、ぽろちは動揺しました。恐る恐るお皿の裏を見ると…じゃがいもとにんじんが、べっとりと、こべり付いていました。本当に信じられない話のようですが、本当です。ジャーマンポテトなのかポテトサラダなのかはわかりませんが、とにかくお皿の裏にジャガイモとにんじんがべっとり付着!!!あ り え な い。
お料理は普通でした。前日にも出したのかな?というレベルでサラダなどは萎れてましたが、まあ致し方ありません。お料理の品数は、多い方だと思います。
続いての激おこポイントですが…突然人が部屋に入ってきたことです。
最終日の朝荷造りをしていたのですが、 何故かいきなりノックもなしに部屋に人が入ってきました。お掃除の方ならまあ致し方ないかなと思いますが、そうではなくスーツを着用した支配人といった感じの女性。急になんなの?と思っていると、「ハーイ!」と言いながらその女性は、備え付けの冷蔵庫を開けて、ドリンクをチェックし始めました。そして「バーイ!」で去って行きました。
これがチェックアウトの時間を過ぎていたとか、チェックアウトの時間が迫っていたであれば、納得します。しかし、チェックアウトの時間まで二時間以上ありましたし、過去に飲み逃げなどの被害があったのかもしれませんが、 ノックなしに勝手に入ってくるのは…どうなのでしょう。ぽろちがもしお着替えタイムだったら…と考えると、ぞわっとします。テンションガタ落ちです。
次回からブダペスト散策に繰り出します!
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