カジュアルイタリアン!Made In Italy。

イギリスビザ更新と切り替えのため、本日配偶者はIELTSを受験してきました。どうやらあまり思わしくない手応えのようで、かなりしょんぼりしています。そんな打ち拉がれた配偶者を励ます宴に選んだレストランはこちら、グラスマーケットにあるMade in Italyです。


グラスマーケットは観光地のため非常に観光客の方が多いですが、週末になるとマルシェのような市場が催される場でもあるため、エディンバラ市民の憩いの場でもあります。グラスマーケットから見上げるエディンバラ城はとても綺麗で、特に今の季節は幻想的です。ハロウィンが終わればもうクリスマス。街はクリスマス沸き立ち、既にイルミネーションで彩られていました。


ぽろちと配偶者はイルミネーションを楽しみつつ、まずは今夜のワイン、Roseをセレクト。Off dryということで辛口ではありませんが、仄かに香るストロベリーやベリーの柔らかい味が口いっぱいに広がります。ワインが苦手な方にも、おすすめです。


先程までIELTSのことで意気消沈していた配偶者でしたが、ワインを一口飲めばもう、けろり。途端に饒舌になり、職場の上司や同僚のエピソードを物まねを交えて話し始めました。配偶者の最近のお気に入りの同僚は、我が家から徒歩30秒程の場所に住んでいる、ジョバンニことジオらしいです。彼はずんぐりむっくりなため、シルエットが完全におにぎり。しかし物腰が柔らかく優しいので、我が家では綺麗なジャイアンと呼んでいます。

そうこうしているうちに、本日の前菜が登場。人良さそうなイタリアンガイが運んで来てくれたのは、Classic Antipasto。


かなりボリュームがあります。オリーブに、チーズは3種類、サラミも生ハムも豊富。バルサミコ酢がトッピングされており、とても美味しいです。ぽろちと配偶者がパシャパシャ写真を撮っていると、何を勘違いしたのか、先程のイタリアンガイが「君たちを撮ってあげるよ!」とカメラを構えご丁寧にパシャリ。店内にいた方々の視線が突き刺さりとても恥ずかしかったです。

おまたせしました、本日のメイン、まずはピザ、お店の名前があしらわれたMade In Italy、チーズが豊富にトッピングされたビザです。


こちらのピザは大きさが3種類あり、ぽろちと配偶者は真ん中のサイズを選択。チーズが濃厚で弾力があります。こちらも前菜同様、かなりのボリュームがあるので、二人では食べきれないかもしれません。

そして、ラザニア。


一言で言えば、トマトソースが飛び散ってお皿がちらかっています。これはちょっと…。ぽろちは少々困惑でしたが、配偶者は写真を見るまで全くちらかっていることに気付かなかったようです。

ラザニアと言えば、ボロネーゼにホワイトソース、というイメージでしたが、こちらはトマトソースにチーズ。美味しいのですが、トマトソースが市販のソースの味がし、自宅で食べているような気持ちになり、ぽろちはがっかり。こちらのお店は本場イタリアから上陸し店員も全てイタリア人なのに、何故市販のソースを使用しているのか…。ぽろちの怒りがじわじわとこみ上げてきました。

配偶者はそれに気付いたのか気付かないのか、デザートを頼もう!と言い出します。まあ、美味しいアイスでも食べて、、、極めつけはそう、イタリアンなのにジェラードがない…。

イタリアンガイが悪びれもなく、「もう売り切れたんだ!パイならあるよ」 と何故か謎のウィンク。もうぽろちの怒りは頂点を通り越して、諦め。前菜やピザはすごくおいしかったのですが、ラザニアの市販のソースといい、ジェラードないといい、イタリアンガイの謎のウィンクといい、しょんぼりです。配偶者とぽろちはがっかりしながら、お店を後にしましたが、また何故か帰り際に謎のウィンクを頂戴しました。ウィンクよりもジェラードをください。イタリアンガイ達のフレンドリーさに免じて今日は許してあげましょう!
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