前言撤回!Omar Khayyam。

まず初めに。ぽろちと配偶者、皆様に謝罪させて頂きたい。つい1年程前にご紹介させて頂いた、Omar Khayyam。大絶賛の上に、インドの心意気をしかと受け取りました…などと、今思えば羞恥心の極み的な何ともおめでたいレポートをしてしまいましたが、久し振りに先日こちらのレストランで頂いたカレーからは、何一つインドの心意気を受け取ることができず、むしろ、なんか旨味が霞んだ?抜け殻的なものを頂きました。前回あれだけ絶賛していたにも関わらず、一転し、今回のレポートはシビアな目線でお送りします。


場所やその時のレポートは以前の記事をご覧いただけると幸いです。


久し振りにカレーを食べるならここ!と 、配偶者からのリクエストにより、Omar Khayyamに訪れたぽろちと配偶者。ディナータイム開始早々に入店したこともあり、店内には誰一人お客さんがいませんでした。お席まで案内してくれたのは、全ての表情が無のマッチョなインド人。無言で「俺についてこい!」的なポーズでお席まで導いてくれましたが、前回の訪れた時のスタッフさんの対応が良かっただけに、ぽろちと配偶者はこの接客に、心がざわついてしまいました。

まずはパパドム。


パパドムは、外せません。ぽろちは赤いチリソース、配偶者はオニオンソースで頂くのが、好きです。

早速メインのカレーです。


チキンのBhuna。トマト、オニオン、ジンジャー、ガーリックが入っているカレーだそうです。


ラムのRogan Josh。トマト、オニオン、グリーンペッパーのカレーです。

こちらの2品、別に美味しくなくはないのですが、前回感じた衝撃と刺激を一切感じませんでした。ぽろちと配偶者の味覚が変化したのか、それともシェフが代わったのか、はたまた単純に味が落ちたのか…よくわかりませんが、両者とも可もなく不可もなく普通のカレーでした。こちらのお店のカレーは、他のお店と比べて全体的に辛いため、辛さに弱い配偶者は、お水のお代わり。しかし、心無しか冷たいマッチョなインド人スタッフさんに、お水だけ頼むのも…と珍しく尻込みしてしましました。

そして、カレーだと思って頼んだ、キーマのPathia。


というか、この記事を書いている今でも、カレーを頼んだはず、と言い張る配偶者。カレーだと思っていたので、謎のパンケーキ的なものが来た時は、思わず動揺してしまいました。マッチョなインド人スタッフに、カレーの名前が頭から出てこなかったので、「キーマ?」と尋ねると、「Yes」とぶっきらぼうに返答。本場の人にそういわれてしまうと、これがキーマと思うしかありません。


気をとり直して、ピザの要領で手でちぎって食べると、臭みのある薄切り肉が練り込まれていて、手が脂でベトベト。薄味で、何かに付けて食べるのが良いのでしょうが、特に美味しくありませんでした。このメニューは未だに、注文ミスか、意地悪されたか、ぽろちと配偶者の間で議論になります。

冷たい店員、キーマという名のパンケーキ、そして、心意気を失った抜け殻カレー達。あれ、、、と首を傾げながら、Omar Khayyamを後にするぽろちと配偶者。オーナーと思われる無愛想な男性の丁寧なお見送りも、なんだか追い出されたような被害妄想に取り憑かれながら、家路につきました。残念!

★★☆☆☆(2/5)
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