泥棒に気をつけろ!

つい先日、ぽろちと配偶者のフラットに、泥棒が入ったらしい。


らしい…というのは、ぽろちと配偶者の家ではなく、1階のエミリーさん宅である。聞けばその泥棒は、共有玄関から堂々と侵入し、エミリーさん宅のドアの鍵を破壊して、悪行を働いたそうだ。その時エミリーさんは在宅で、寝室で家族と共にに休んでいたらしい。結果、金品が盗難された。不謹慎だが、家主が在宅にも関わらず、難なく罪を犯した泥棒に、ぽろちと配偶者は思わず関心してしまった。人の目につかない夜中と言えども、家主が在宅中に、躊躇うことなく侵入した手口は、なかなか出来ないことだろうと思う。

エミリーさんと一切交流がないため、全然泥棒の件を知らなかったぽろちと配偶者だったが、先日警察から「1階に泥棒が入ったので、色々と話を聞きたい」という手紙を受け取ったため、知る次第となったのだ。早速配偶者が電話で警察に連絡をすると、「お2人に話を聞きたい」と言われた。ぽろち一人ではとても対応出来ない案件なので、ひどく安心した。配偶者が仕事を終えたとある夜、我が家に警察が来ることになった。

ちなみに配偶者も、数年前に日本で泥棒に入られた経験を持つ。配偶者が当時住んでいたマンションに帰宅すると、部屋のあらゆる物がひっくり返されており、足の踏み場の無い状態だったらしい。さらに、シーツやスピーカーのカバーまで、外されていたと言うのだから驚きだ。おそらく配偶者宅に金目の物が無さ過ぎたため、入ったからにはただでは帰らないよ、と意地になった泥棒が、とことん探しに探しまわったものと思われる。それ以降、配偶者は、帰宅した際は泥棒に鉢合わせしないように、一旦インターホンを押してから家に入るようになったらしい。

そういうわけで、警察から事情聴取を受けたぽろちと配偶者。強面で筋肉が盛り上がっている警察官から、鋭い口調で「その日は何をしていた」「怪しい人を見なかったか、物音を聞かなかったか」といった具合の質問を何件か受けた。

別にやましいことは一切ないのだが、イギリスの警察から事情聴取を受けているという事実に、少々萎縮し、まごついてしまった。ぽろちは緊張でつい脇汗が噴出しただけで済んだが、配偶者に至っては、緊張で声が裏返ってしまい、警察に「他に何か知っているんじゃないか?」と少し疑いの目を向けられ、さらに緊張する、という悪循環であった。

ぽろちと配偶者の情報が、犯人特定に少しでも役立てば、と願うばかりだが、人ごとではないので、ぽろちと配偶者も気を引き締めて防犯対策をしなければならない。

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