似顔絵を描いてもらいまして in ロイヤルマイル。

ぽろちと配偶者の素顔、ついに大公開!

エディンバラの観光の中心であるロイヤルマイル。


道の傍らでは、キャンバスに向かい、似顔絵を描くアーティストの方々の姿が。似顔絵の種類は、鉛筆でリアルにデッサンしてもらうものから、デフォルメしたものまで、様々だ。今回ぽろちと配偶者は、夏のイベントの一環として、似顔絵を描いていただく次第となったのである。


ぽろちと配偶者を描いて下さる方は、Sean Currie氏。こういったアーティストの方を、英語でCaricaturist(風刺画家)と呼ぶそうだ。当初は全く興味がなかったし、どうせ外国人たちからみて、日本人のぽろちと配偶者は以下ののように見られているに違いない、と乗り気でなかったぽろち。

ぽろち作想像図(殴り書きのため雑)

しかし、ノリノリな配偶者は勝手に話を進め、あれよあれよという間に決定。引き下がれなくなってしまったのだ。ちなみにお値段は、1人あたり£10だ。

無口だが優しげな眼差しのSean氏に導かれ、ぽろちと配偶者はベンチに座り、指示を仰ぐ。まずは、嬉々としている配偶者から描いていただいた。興奮なのか嬉しさなのか、当初、配偶者は常にニヤニヤしており、かなり気持ち悪かった。しかし、Sean氏の筆が進み絵が完成に近づくにつれ、行き交う人々が足を止め、絵と配偶者を見比べ笑い始めると、さすがの配偶者も恥ずかしさでニヤニヤしているわけにはいかなくなったようだ。10人以上の見物人達が「Oh〜!」などと言いながら、絵や配偶者を指差してプークスクスと笑ったり、苦笑いされたり、中には腕組みしながら真剣に眺めている人もいた。ちなみに配偶者とぽろち側からは、絵は見えない。なので、ぽろちと配偶者にしてみれば、完成して絵を観るまで、見物人の反応が全てだった。

ぽろちはというと、恥ずかしさのあまり、完全に無を貫いていた。しかし、無を貫くも脇だけは貫けず、脇汗全開。見物人の好奇な視線を浴び、ダラダラと汗をかきながら、なんとか任務を終了。2人で合計10分弱程で終了したが、恥をさらしたぽろちと配偶者にとってみれば、とても長い時間に感じた。そして、作品とご対面。それがこちら!


配偶者がモザイクなのは、あまりに配偶者が似すぎていたためである。ご了承願いたい。配偶者の特徴を見事にとらえており、完全に配偶者と一致しているのだ。絵と配偶者が完全に一致していたから、見物人は笑っていたのだろうと、ここで納得。本当はモザイクなしで掲載したいところなのだが、身元がバレる恐れがあるため誠に申し訳ない。

一方のぽろちはというと、肩すかしを喰らう程、全く似ていない。「あれだけ恥をさらしたというのに何で似てないの…」と少しがっかりしたが、似ていたら似ていたで「自分は他人にこう見られているのか…」と悲しい気持ちになるかもしれないので、良しとする。ちなみに、ぽろちと配偶者の前に描いてもらっていたカップルも、男性は似ていたが、女性は似ていなかった。なので、もしかしたら女性への配慮として、あえて似ないように描いているのかもしれない。

帰宅後、早速額にいれて飾ったのだが、配偶者は毎晩絵をみて「俺に似てる…」とニヤニヤ。かなり気持ち悪いが、満足したようだ。

作品は薄いビニールの筒に入れてもらえるので、手軽に持ち運びできる。飛行機で日本に持って帰るのは大変かもしれないが、エディンバラの思い出として、是非Sean氏に描いてもらうのはいかがだろうか。


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