名脇役の酢飯のはずが…。Tangs ごはん処。

海外のレストランを利用する際、日本のレストランの基準で考えてはいけない。日本と同じクオリティーを期待して行くと、ギャップに直面して、痛い目に合うからだ。最近大分割り切れるようになったが、以前は常に日本と比較してしまい、その都度ダメージをくらっては失望していた。失望を恐れていたため、エディンバラの日本食レストランは今まで敢えて避けてきたが、慣れとは恐ろしいもので、ようやく耐性がついてきた。そういうわけで、本日は日本食レストラン第3弾。エディンバラの有名日本食レストラン、Tang's ごはん処に挑戦だ。こちらのお店は先日ご紹介したHAKATAYAの系列店であり、第一号店だ。


場所は、エディンバラの観光スポットであるボビー犬の銅像の、斜め向かいにあります。ボビーに由来したパブGreyfriars Bobby's BarをGrassmarket方向に下ると、そこはTang's。


店内はこぢんまりとしていますが、2階もあるので席は多めかと思います。ぽろちと配偶者は1階に通されましたが、2人ないし4人掛けのテーブルは4個に、カウンター席が5席程。人気店ということもあり、ほぼ満席でした。


系列店であるHAKATAYAではラーメンを注文したので、今回はラーメンではなく別の物をいただくことにしました。まずは、たこ焼き。


想像していたよりも、随分と小振りなたこ焼きでした。某たこ焼き店のように、油で揚げているように、カリカリでさくさくな食感。美味しいですが、肝心のタコがとっても小さく、なんだか物足りないたこ焼きでした。

続いて、サーモンアボカド丼。


サーモンは、油がよくのっており、すごく濃厚でした。エディンバラのサーモンは美味しいので、サーモンに間違いはありません。アボカドは、少々小振りで薄いスライスです。サーモンとアボガドは大丈夫ですが、問題は酢飯です。本来酢飯は、お刺身の良さを引き出す脇役。しかし脇役ながらも名脇役的な立場のはずですが、この酢飯は存在感を出しすぎており酢が効き過ぎています。そして、とてもしょっぱい。ちょっとこの酢飯を食べるのは厳しいな…といった感じでした。

そして、カツ丼。


普段、カツ丼や丼ものを食べようとは思わないのですが、何故かチョイスしてしまいました。普段しないことを、慣れていない場所でするべきではないですね。大変申し訳ないですが、カツ丼はぽろちと配偶者の口には全く合いませんでした。まず、「ちょっとこれご飯間違えちゃったんじゃないの…」と思う程、リアルにご飯が酸っぱかったです。というか、これ酢飯じゃね?というご飯。おそらく店員さんが、酢飯と間違ったのではないかと思います。また、カツ丼というものは醤油やダシの香りが食欲をそそるものだと思っていますが、その醤油やダシの香りが全くしません。おまけに、玉ねぎが硬すぎて苦いです。申し訳ないですが、リタイアしてしまいました。

以前まだぽろちがエディンバラに越す前、一人暮らしをしていた配偶者は、何度かこちらのレストランを利用していました。その頃はカツ丼がすごく美味しく、よく配偶者はカツ丼を注文していたそうなので、今回はとてもがっかり。何か変わってしまったのでしょうか…。

日本食を食べて、これほど虚しい気持ちになったのは初めてでした。

★★☆☆☆(2/5)


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