給食チキンにがぶり!Spit/Fire.(閉店)

残念ながら閉店しました。跡地はDaylight Robbyというガストロパブに変わりました。(2017年7月)

冬休みが終わって、平常運行に戻ったぽろちと配偶者。しかし、どうも本調子になりません。この週末も外出しない予定でしたが、急遽、配偶者の提案で、2016年初回を飾るお店はこちらに決まりました、Spit/Fireです。


場所は、ニュータウンエリア、北東側のダブリンストリート(Dublin St.)沿いです。以前ご紹介した、The Magnumというガストロパブのすぐ近くです。


Spit/Fireは、2014年の12月にできたばかりの新しいバーレストランです。入り口があるフロアは、スタイリッシュなレストラン。地下に降りると、アンダーグラウンドな雰囲気漂うバーになっています。そのバーは、収容人数200人を越えるとか。


早い時間に入ったせいか、お客さんはまばら。皆さんビールを飲みながら、語らっています。明らかにパブの喧騒とは違って、落ち着いた雰囲気です。


早速ドリンクをオーダー!残念ながらこちらのお店は、サイダーが1種類しか置いていませんでした。しかも、750mlのボトルのみです。


乾杯!軽めのサイダーなので、飲みやすいです。ただ軽いだけではなくて、ビールのような風味も少しありました。

スターターには、フライド・オイスター!


横に添えられたタバスコ・ソースを、ケチャップ・ソースと間違えた配偶者。一瞬で辛さに撃沈していました。配偶者は辛さの所為で、オイスターの味がわからなかったそうです。日本の牡蠣フライとは全く違いますが、しっかり風味があって美味しかったです。

メインは、スモークド、ポーク・チャック。


ん?このトレイ…。給食ですか?このシンプルな感じがカッコいいでしょ?と言いたげですが、ぽろちと配偶者には給食にしか見えませんでした。シンプルを追求しているのか、それとも何の意味はないのかわかりませんが、食器は残念でした。ちなみにチャック肉は、首から肩あたりのお肉を指すようです。胡椒がとてもよく効いていましたし、柔らかくて美味しかったです

そしてこちらは、配偶者激推しのスパイシー・BBQ・ローストのハーフ。チキンの半身焼です。

 
以前配偶者は、職場の飲み会でこの半身焼のセット(今回はセットメニューはありませんでした)を食べて美味しかったとのことで、リピートです。チキンの半身が、丸々トレイに乗ってサーブされるので、なかなか迫力がありますが、やはりこちらも給食!しかし、お肉はとっても柔らかくて、皮がパリパリ。お肉にはソースがしっかりと染み込んでいました。これは満足のチキンでした。

そして、ポテト。


ポテトはとても美味しくて、サクサク!塩加減も、ばっちりです。


最後に配偶者は、BeavertownのIndia Stoutを。醸造所はロンドンにあるようです。


このお店のビールは、ただ飲むためではなく、時間をかけて味わって欲しいため、2/3パイントのやや小さめのグラスでビールをサーブしているそうです。こちらのスタウト・ビールは、コーヒーのように香ばしいビールで、確かにごくごく喉を鳴らして飲むというよりは、味わって飲むべきビールでした。

ぽろちはホット・トディー。

 
シナモン・スティックがお洒落ですが、お酒とスパイスの刺激に耐えきれず残念ながらギブアップしてしまいました。

Spit/Fireは。ビールを始めとしたお酒へのこだわりが強いのが伝わってくるのですが、サイダーやカクテルのバリエーションが少ないので、女性向きではないかもしれません。また料理はよかったのですが、給食トレーで、それ一品がドン!と運ばれて来るので、日本からのお友達を連れて行ったり、旅行でここのお店に…というシチュエーションには向かないかな、と思いました。

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