リーズナブルなレストラン!Biblos。

日曜日の夕べにパブでのんびりする、ということに味をしめてしまったぽろちと配偶者。
今日は、Biblosというパブにやってきました。


エディンバラ大学からほど近い場所にある、Biblos。パブというよりも、レストランのような雰囲気です。学生割引や、"25% off all food"なんてポスターも貼ってありますから、金曜日はおそらくエディンバラ大学生で賑わっていることでしょう。

さて、ドリンクですが、配偶者はカールスバーグ、ぽろちはアップルサイダーをオーダーです。パブにも関わらず、ドリンクのバリエーションが寂しいです。サイダーは種類が一つしかなく、ぽろちの好きなベリー味のサイダーはお預け。また、ビールも種類が少ないので、ビール好きの配偶者は残念そうでした。


チアーズ!

お席は幸運にも窓際。お酒片手に道行く人たちを眺めながら、のんびりと日曜の夕方を惜しみます。そういえば、ぽろちは渡英して初めてパブに入った時、老夫婦とワンちゃんが一緒にパブで食事を楽しんでいた光景にとても驚きました。どうやらイギリスでは、パブにワンちゃんと一緒に入店することが可能で、ワンちゃんと一緒にパブでお酒を楽しんでいる方が大勢います。ワンちゃん達は皆、お利口です。いつかワンちゃんと一緒にパブでのんびりしたいな…とぽろちが妄想を膨らませている間に、料理がやってきました。

まずは先週に引き続きナチョスです。


すごいボリューム…。ケイジャン・チキン・ナチョスをオーダーしたのですが、ナチョスを完全に覆い隠すように、チーズとクリームチーズ、アボガドソースと唐辛子、そしてケイジャン・チキンがひしめき合っています。これはかなりのパンチがあります。おいしいですが、二人でも食べきれない量です。

お次はハギスボール。


ハギスボールの下にはマッシュポテト、周りをグレイビーソースでコーティングしています。一口頂くと、衣が不思議な食感です。想像していたハギスボールはさくさくフライだったのですが、こちらはごわごわしています。たこ焼きのようなドーナツのような…。とにかく衣が奇妙です。そして大好きなハギスの味があまり感じられません。ハギスボールにもお店なりのルールや工夫があるのでしょうか。奥が深いです。

そして、ラビオリ。


 これは美味しいです。トマトとバジルの濃厚でクリーミーなソースが、ビーフ入りのラビオリとよく絡まって、とても美味しいです。ぺろりといただきました。

もちろん、お約束のポテトです。


うーん、気合いが足りないポテトです。ベルトコンベアでただ流されてきただけのポテトのようで、ポテトが己をポテトだと自覚していない抜け殻のようなお味です。何とも悲しいことに、最近、情熱とほとばしる熱いパトスを感じられるポテトに出会えていません。

こちらのパブは典型的で古典的なパブではないので、イギリスのパブ!と思って入ると肩すかしをくらうかもしれませんが、とってもリーズナブルで居心地のよいレストランでした。
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