日本の運転免許証をイギリスの運転免許証へ交換!

先日配偶者が、日本の運転免許証をイギリスの運転免許証に交換した。今後免許の交換をされる方のお役に立てればと思い、一連の流れを順を追ってご紹介していきたいと思う。

※この情報は2016年11月時点のものです。申請の際には、必ず申請条件をご確認下さい。


まず申請の前に確認しておきたいことが2点ある。

1. イギリスに住み始めてから185日以上経っているか。(注: 滞在期間が185日以下でも、ビザの有効期限により185日以上滞在する事が明らかな場合は申請できる場合があるそうです。)
2. 日本の運転免許証の原本は持っているか。

である。この2点は免許証の交換に必須条件なので、申請前に是非とも押さえておきたい。

では、配偶者が辿った免許証交換の道のりを、順番にご紹介していきたいと思う。

a. エディンバラにある日本領事館で、運転免許証抜粋証明書を発行して頂く。金額は£11(現金のみ受付)。受け取りまで、1週間もかからなかった。(詳細は在エディンバラ日本国総領事館のサイトでご確認下さい)

b. 運転免許証の申請書類D1(Application for driving licence D1)を郵便局で貰う。窓口から貰ったが、各種書類が山積みになっているブースで貰える場合もある。


c. 申請書類D1に必要事項を記入する。以下の写真は、実際の申請書類をスキャンしたものである。


1. What are you applying for?
最初の質問は、申請の目的を聞いている。下の方にある、To exchange non-UK licence for a GB licenceにチェック(X)する。

Which country issued it?/In which country did you pass your test?
上記の質問はJapanと回答した。

2. Your details
自分の情報を記入する。

3. Your eyesight
視力について。自己申告である。臓器提供のチェックに関しては任意だ。

続いて裏面へ。


4. Your health
持病について。

5. Your proof of identity
配偶者は、身分証明として、Biometric Residence Permit(BRP)の両面コピーを提出した。近年では、BRPを身分証明として使用する場合にのみ、原本ではなく、コピーでの提出が特例措置として認められているそうだ(在エディンバラ日本国総領事館のサイトを参照)。パスポートやBRPカードの原本を提出してしまうのは何かと不便で、また不安であったので、この制度はとても助かる。領事館の方に感謝である。

ちなみに、この場合、書類などの提出先が通常とは異なり、以下の通りである。

Mrs Mary Evans, Japanese Account Manager
CCU1, DGFW, DVLA, Swansea SA6 7JL

6. Signing a photo to verify identity
必要ない。

7.Your declaration
日付と自分のサインを記入。

左下の空欄も忘れることなく記入する。金額、小切手等の番号、Special deliveryをお願いする場合はその番号。

右下は写真を貼付ける場所だ。シールを剥がして、表面が透明のフィルム側にくるように貼付ける。

d. 支払い
免許交換の料金は£43(2016年11月現在)。支払い方法は二通り。小切手、もしくはPostal Order。配偶者は、自分の口座のある銀行で小切手帳を貰い、こちらのサイトを参考にさせて頂きながら、サインした。

e. 発送
発送するものを確認したい。
-運転免許証抜粋証明書。
-申請書類D1。
-BRPの両面コピー。
-日本の運転免許書の原本。
-小切手かPostal Order
-返信用として、Special Deliveryの封筒


Special Deliveryの封筒は郵便局で購入し、それに自宅の住所を書き、自分用に追跡バーコードを外して、封筒に入れた。

最後に封をした封筒を再びSpecial Deliveryで、以下の住所に発送した。Special Deliveryは、信頼性の高い発送法として領事館のウェブサイトに紹介されていたので、これに倣った。

送信先DVLAの住所。
Mrs Mary Evans, Japanese Account Manager
CCU1, DGFW, DVLA, Swansea SA6 7JL

f. 結果
11月12日に書類を郵便局に出し、11月22日に無事英国の免許書を手に入れることができた。思ったよりも早く交換してもらえたので驚いた。金額としては、合計で約£75程だった。

この情報が今後イギリスで日本の免許をイギリスの免許に交換する方のお役に立てたら嬉しい。
Previous
Next Post »