キルトがなびく!ケーリー・ダンスに初挑戦。

ケーリー・ダンス(Ceilidh Dance)をご存知だろうか。ケーリー・ダンスとは、アイリッシュ・ダンスのソシアル・ダンス(社交ダンス)に分類されるダンスであり、4人から16人程のカップルで踊るものもあれば、2人、もしくは無制限で踊るものもある。いわば、フォークダンスのようなダンスだ。綴りから素直にケーリー(Ceilidh)と読みづらいが、ゲール語からきている単語だそうだ。そのケーリー・ダンスに、ぽろちと配偶者、参加です!


簡単な紹介を兼ねて動画を作製しましたのでご覧下さい!

かねてからケーリー・ダンスに興味があったのだが、なかなかその機会に恵まれなかったぽろちと配偶者。一応、配偶者は職場の催しで2回程ケーリー・ダンスの経験があるものの、 イベントを探すまでは踏み出せず、これまでケーリー・ダンスとは縁遠かった。しかし、この度、スコティッシュの友人"D"に有り難くも「ケーリー・ダンスしよう」と誘われ、ケーリー・ダンス参加の運びとなった。

ちなみにこのスコティッシュの友人"D"はとても親切で、「僕のキルトがあるから、ぜひ着て参加して欲しい」と配偶者に申し出てくれた。一度はキルトを着てみたいと思っていた配偶者は、二つ返事で了承したのだが、残念ながら彼のキルトは配偶者には大きく、サイズが合わなかった。泣く泣く断念した配偶者だったが、当日スコティッシュの友人"D"が颯爽とキルトを着て登場した姿を見て、「やはりキルトはスコティッシュのものだ」と痛感したらしい。確かにぽろちも、配偶者にはまだまだキルトは難易度が高いものだなと思った。


ケーリーダンスへの参加にあたり、まずはこちらのEdinburgh Ceilidh Clubからチケットを購入した。 会場やチケットの料金はその都度違うようだが、基本的に安価なのでお求めやすいと思われる。ぽろちと配偶者が購入したチケットは1人£10だったが、£6といったチケットもあるので、気軽に参加できる料金だ。

今回の場所は、Assembly Roxy。エディンバラ大学にほど近い場所にある。


まずは受付で、名前と購入した時に使用したクレジットカード番号、及び予約番号を伝え、再入場の証明として腕にハンコを押してもらった。


受付を終えて、早速会場入り。既にダンスは始まっており、会場は熱気に包まれている。ぽろちと配偶者は荷物を壁際に置いて、次のダンスが始まるまで軽く準備を整える…と言いつつも、初めての経験という事もあって、踊れるのか心配であったし、スコティッシュでもない日本人である新参者のぽろちと配偶者が、気軽に輪の中に入って踊っていいものなのか…恥ずかしながら不安で怖じ気づいていた。


そうこうしている間に、曲が終わった。次の曲が始まる前に急いで広間に向かう、ぽろちと配偶者。スコティッシュの友人"D"の先導もあってか、ごく自然に輪の中に入ることができた。当初はぽろちと配偶者2人で踊るのかと思っていたが、3組のカップル、計6名でダンス。難しいなと感じたが、間違っても全く問題はないし、要は楽しんで踊れれば何でもOK!


演奏は、バンドの生演奏だ。ギター、ベース、ドラム、バイオリンの方々がステージで演奏している。バンドの演奏者の方が、曲ごとにダンスをレクチャーしてくれる。英語が聞き取れなくても、周りの人の動きを見たら大体理解できるので、初心者でも簡単に参加することができる。


ちなみに1回のダンスは5分程度。疲れたら壁際で休憩可能だし、踊りたければ引き続きダンス可能。自分のペースで踊れるのが嬉しい。ドリンクカウンターにフリーでお水が用意してあるのも親切だ。

想像していたよりもすごく楽しくて、夢中になって踊ったぽろちと配偶者。もう汗でびしょびしょ。ケーリー・ダンスは腕を組んでクルクル回る場面が多いのだが、友人"D"にこれでもかと言わんばかり回されるぽろちと配偶者。まさにスコティッシュの洗礼を受けたのであった。

最後にみんなで輪になって、蛍の光やスコットランドの国歌を歌って踊って終了。19:30に始まったケーリー・ダンスは23:00まで続いた。ぽろちと配偶者にとってはあっという間であった。誘ってくれた友人"D"には本当に感謝である。


会場を出ても興奮冷めやらぬぽろちと配偶者、ポテトでその日を締めくくった。

スコットランドにいらっしゃる機会があれば是非ともケーリー・ダンスを実際に体験してみてほしい。大変おすすめだ。

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