スコットランド・ハイランド・バスツアー。5.フォート・オーガスタス、The Lock Innで夕食。

1泊2日のツアー「LOCH NESS, FORT WILLIAM & THE JACOBITE STEAM TRAIN」に参加したぽろちと配偶者は、ネス湖でのクルージングを満喫し、夕食と宿泊先であるフォート・オーガスタス(Fort Augustus)にやってきました!(旅の概要はこちら)。


ネス湖でのクルージング後は、再びドライバー兼ガイドのフランクの運転するバスに乗り込み、宿泊先へと向かいます。オプショナルツアーであるウィスキー蒸留所とネス湖クルージングを2つこなした所為か、クルージングした人はネス湖のお土産屋さんは一切みることができませんでした。ネッシーグッツは売っていたのでしょうか。後ろ髪ひかれつつ出発です。

フォート・オーガスタスは、ネス湖の南西に位置する小さい村です。さて、どんなホテルに連れて行かれるんだろう、、と不安げに思っていると、バスがとあるB&Bの前で停車。「え?どういうこと?」と思うや否や、フランクが、名簿を持ってドゥバイの2人の名前を読み上げます。後ろの荷台からカバンを受け取りフランクに促されB&Bに入っていく2人。そう、フランクはバスでご親切にも全員の宿泊先に送り届けようとしてくれているのです。これは見知らぬ土地で助かる反面、ありがた迷惑でもあります。なぜなら、ツアーを予約する際に、宿泊地をホステル、B&B、ホテルを選択するのですが、誰がどのグレードを予約したのか、バスに乗っている人全員に見られてしまうのです。ぽろちと配偶者はホテルにしたのですが、周囲の方に色々と知られると思うと恥ずかしかったです。

ドヴァイの人を送り出し、バスは再び発車。もしかしたら、B&Bに宿泊している方々から順番に送り届けているのかもしれない。ホテルに到着する順番が最後になるといいな…と願っていたのも束の間、一軒のホテルの前に停車。もしかして…と思うや否や、ぽろちと配偶者の名字を高らかと読み上げるフランク。まさかの2番手で、宿泊地に到着してしまいました。皆さんの視線を感じながら、そそくさとバスを降りたぽろちと配偶者。「ホテルってこれなんだー」と言っている声が聞こえ、また恥ずかしくなりました。急いでホテルの中に逃げ込みます。なんで2番目なの!?他の人はホテルじゃないの!?と脇汗大洪水でチェックインしました。


さて、時間は19時を回った所。他の観光客で混雑してしまう前に、急いで夕食をとります。Caledonian Canalという運河の辺りにいくつかパブやお店があったので、その辺りをふらふら。情報も何も無いのでここは勘で、The Lock Innに決めました。


店内は一階にバーカウンターといくつかのテーブル、そして二階には大きめのテーブルがいくつかありました。大勢の観光客にも対応できるようにしているのかもしれません。幸い二階の席に座ることができました。


さあ、早速乾杯です。


ビールとサイダーで乾杯です!今日は天気も良かったし、オプショナルツアーも2つ参加できたし、運が良かったです!

フード達もやって来ました。

ハギス!


お味は、ハギスのスパイスが少し控えめ。そして、ウィスキーソースではなく、タルタルソースでした。これも観光客の舌を憂慮してでしょうか。でも美味しいです。

そして、フィッシュ&チップス!


これはかなり大きいです。2人で分けて食べられるから丁度よいのですが、1人だったらちょっとキツいかもしれません。ただ、身はトロトロでとても美味しいフィッシュ&チップスでした。


追加で頼んだポテトです!チーズがたっぷりのチージーでした。

ぽろちと配偶者が食事を楽しんでいたところ、突然「ここいいですか?」と日本語で言われました。見ると、同じツアーに参加していた大学生風の女性。ぽろちと配偶者が何か言う前に、同じテーブルに座り相席となりました。こういう時何かお話した方がいいかな…と思いつつも、孤独系夫婦のぽろちと配偶者は、なかなか踏み込めません。こちらは2人、あちらは1人。こちらが何か話しかけなくては、とぽろちと配偶者はアイコンタクトを交わすも、微妙に離れた距離と最初のきっかけを逸してしまったので、時既に遅し、微妙な沈黙が三人を包みます。結局最後まで話しかける事ができなかったぽろちと配偶者。途中から、料理の味もほとんど覚えていません。床に彼女が落としたグリーンピースが、ぽろちと配偶者の罪を咎めるように孤独に佇んでいました。

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