痛いの飛んでかない。イギリスの歯痛薬、Orajel。

つい先日、ぽろちは歯痛に悩まされた。日々強くなる痛みを少しでも紛らわそうと、あの手この手で色々と格闘したが、なす術も無く撃沈。結局イギリスの歯医者にお世話になり、治療を受ける次第となったことはお伝えした。

 何をちんたらしているのか、イギリスの歯医者は、とりあえず行った所で治療はしてくれない。まず歯医者に登録し、それから予約。しかし予約しても、最初はただの様子を診るだけ。実際に治療に取りかかるまで、ぽろちは約1ヶ月程、この歯痛に涙を流しながら耐えた。

その激闘の1ヶ月間、日本から大量に持ってきたロキソニンを、食べるように飲み続けて気を紛らわしたが、効果はなし。イギリスのドラックストアであるBootsに行って、痛み止めを何個か購入して試してはみたが、それでも効果なし。薬剤師の方に、「とにかく痛い。本当に痛い。以前鎮痛剤を勧められたが、それでは全く効果ない。もっと強い物はないのか」と切実に訴えると、以下の、Orajelという薬を勧められた。


こちらは、歯痛を抑える塗り薬のようだ。薬剤師の方に「とても強い薬なので、使いすぎないように。どうして歯医者に行かないの?痛いなら必ず歯医者に行きなさい」との忠告を受けたが、歯医者に行きたい時に行けないからここに頼ってるんだよ…とぽろちは若干イラっとした。しかし、「EXTRA STRENGTH」 との記載に期待しつつ、ぽろちは使用開始。


ジェルタイプで、歯磨き粉のような匂いがした。患部に綿棒で塗ると、すぐさま麻酔がかかった時のような感覚になった。 痛みは少しだけ、なくなった気がする。味は、何とも言えないものだった。

しかし、ものの10分も経てば、麻酔は切れてしまい、あっという間に元の木阿弥。付けた瞬間は痛みが消えるが、随分頼りない麻酔のようで、持続性は全く無かった。

イギリスに住み始めて一年。身体の不調を感じたらとりあえずBoots、という癖がついてきたのだが、今回のOrajelはぽろちの期待に沿う物ではなかった。歯医者にかかるまでの一時しのぎとして、効果的な病状もあると思うので、気になった方は試してみて欲しい。


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