まさかイギリスの歯医者に行くなんて…。その3。海外療養費制度を利用しよう!

突然の歯痛に襲われてから、まさかイギリスの歯医者で根管治療。ぽろちの歯が再起不能になってから1ヶ月半以上が経ち、その間かなり不便な思いをし涙を流す日もあったが、ついに一昨日、歯医者とおさらばしてきた。


前回、歯石取りと麻酔があまりの激痛でダメージを受けたぽろち。脂汗をかいてまで耐えた思いはもうしたくない。そんな気持ちで最終治療に挑むため歯医者に向かったが、ぽろちの願いはあっけなく散り、これまた痛い麻酔をぶち込まれた。そして、歯を削り、何かをチェックした後、熱すぎて煙が出まくっている鉄のような熱々な棒を、歯に押し付けられた。麻酔が効いているので熱さは感じないものの、もしドクターの手が滑ってぽろちの顔や口にそれが落ちたら…と想像すると、西野カナ以上に身体に震えが走り怖かった。

無になったぽろちを他所に、ドクターはyoutubeから派手なクラブミュージックを流してノリノリで治療。時にはその音楽に対して叫んだり、歌ったり、手を叩いて雄叫びを上げるという、意味のわからない言動もあったが、無事にぽろちは生還した。ドクターの、やたら「根管治療の成功率は70%だから…」と、まるで失敗は当たり前と言いたげのように繰り返すところや、音楽に合わせて謎の行動をするところは気になったが、Google翻訳機を用意してくれたり、親切に対応してくれたので、良いドクターに担当してもらえて感謝している。治療中にぽろちの髪をさわさわしてくるのは、嫌だったが。

レントゲン、歯石取り、根管治療等を含めて、治療費£210を支払った。現在の円とポンドの関係で考えると、日本円でおよそ4万円程支払ったことになるので高額に感じるが、虫歯治療に£900支払った強者もいると伺っているので、この額で済んだことに安心している。

しかも嬉しい事に、日本に住民票があり国民健康保険に加入している場合のみ、海外で支払った医療費を一部負担してくれるそうなのだ。

日本に住民票があり、国民健康保険に加入しているぽろちは、早速手続きに取りかかった。詳細はこちらのホームページに掲載されているので、必要な方は参考にしていただければと思う。期限は、海外で治療費を支払った日から2年間。慌てず申請せずとも大丈夫な期間ではあるが、忘れる前に先に申請しておこう。

経過報告するため、半年後に再び歯医者に行かねばならなくなったが、何はともあれ、ぽろちを悩ませたイギリスの歯医者通いは、これにて終了である。


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