10. イギリスビザ Tier2 (General) 取得までの道のり〜ビザ申請当日〜

今回で最終回。ビザ申請当日のことについてお話したい。


ぽろちと配偶者は、同時にビザを申請したので、基本的に、Tier 2 Dependantの時にお伝えしたことと変わりがない。

主たる申請者としての役割は、ビザ申請当日にやることは、ビザ申請センターの方とのやりとりだ。ぽろちと配偶者は、VIPプレミアムラウンジセンター(東京)を申し込んだので、警備員さんによるボディーチェック、持ち物チェックの後、個室に通された。

個室で待っていたビザ申請センターのスタッフさんは、物腰が柔らかく、とても親切。イギリスビザのウェブサイトや様式の不親切さ、UK Borderの対応の悪さから、ビザ申請センターの人まで、底意地の悪い悪徳事務員を想像してしまうが、全くそんなことはなかった。

その個室では、主たる申請者である配偶者はスタッフさんと机を挟んで座り、ぽろちはその机から少し離れた、脇のソファーに座るよう誘導される。ここで、手際良くぽろちと配偶者が集めて来た書類が1枚1枚チェックされていく。イギリスでの住所証明書類は、特に必要書類として明記されていなかったが、スタッフの方の持つチェックリストには、項目として住所証明書類の欄がきちんとあり、念のため持参していた光熱費等の支払い書が役に立った。なので、例えガイドラインに明記されていなくても、ひょっとしたら役に立つかな、という書類も念のため持って来ておくと良いかもしれない。

書類の審査が一通り済んだら、写真撮影と指紋登録を行う。ビザが発行されてからわかったのだが、この時に取った写真がビザに使われていた。わざわざ、ガイドラインで言われている写真の条件をキチンと満たすために、写真屋さんに行ってしっかり撮ってもらった写真を提出したのに、この個室の天井から吊るされている監視カメラのような小さいカメラで簡易的に撮ったしょぼしょぼの写真が使われていて、かなりショックであった。以前のビザ申請では提出した写真の方が使われていたので、ルールが変わったのかもしれない。

最後に、ビザが発行されたら、郵送で自宅に送ってもらうか、ビザ申請センターで受け取るかの選択を迫られる。ここで驚いたのは、イースター休暇に入るので、4月3日以降数日間休みに入ってしまい審査が進まなくなる、とのこと。これは盲点、しかし審査する側がイギリスなのだがら、致し方ない。とにかく、早くビザを手にしたかったので、祈るような気持ちで、ビザ申請センターで受け取る事に決めた。

結果的に、3月30日(月)に申請し、4月2日(木)の午後にビザ申請センターからビザが届いたとメールが来て、直ぐさまビザ申請センターへ。イースター休暇の前にビザの審査、発行が進んでくれてラッキーであった。優先サービスの早さに感謝である。

このように、イギリスビザ取得には、沢山の書類、お金、時期、そして運など様々なファクターに振り回されながら数ヶ月奮闘しないとなかなかとることができない難しいものである。かなりのストレスが強いられるであろう。何回にも渡って、このブログに自らの経験を綴ってきたのは、少しでもこれからイギリスビザを申請する方の苦労や不安を軽減できたら、と思ってのことだ。イギリスビザ申請のルールはかなりの頻度で変更があるので、すべて鵜呑みにすると痛い目をみるので、しっかり最新のガイドラインと向き合って欲しいが、これまでの記事が皆さんのお役に立てたら嬉しい。

UK VISA Tier 2 General Extensionの全記事はこちら
UK VISA Tier 2 Generalの全記事はこちら
UK VISA Tier 2 Dependantの全記事はこちら
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