イギリスのキットカットを食べよう!

外国のお菓子というものは、日本と比較にならない程個性的だ。着色料たっぷりのカラフルなものや、もはやお菓子と呼べるようなものではない得体の知れないものなど、日本では輸入ショップ以外で目にする機会がなかなかないものが多い。お菓子が好きなぽろちと配偶者だが、その個性的なお菓子を購入するような冒険心は持ち合わせていなく、専ら無難なお菓子を購入している次第だ。その1つが、キットカットだ。


日本でも安定のキットカットは、イギリスのロントリー社から作られたチョコレートバーだ。「男性が職場に持っていけるチョコレートバー」というコンセプトの元、開発が進められ、1935年に「ロントリーズ・チョコレート・クリスプ」が販売された。その後改良が加えられて、現在の「キットカット」になった。日本では1973年から販売開始。意外にも日本でのキットカット歴史は浅かったのだが、安定の地位は揺るぎない。

いちご、抹茶など、季節限定のフレーバーが販売され、春夏秋冬楽しめる日本のキットカット。さぞかしキットカット発祥の国イギリスならば、季節限定はもちろん数々のフレーバーが豊富なのだろう…と思っていた。しかし、通常キットカットはそれなりにあるものの、残念ながら限定キットカットは今のところ見当たらないようだ。

まずこちらは、ベーシックタイプのキットカット、4Fingerだ。


上から、ミルク、ダーク、トフィー。4fingerということで、4本連なっており、日本よりもチョコバーが長い。ちなみにトフィーは、バターと共に砂糖や蜂蜜を加熱して作るお菓子のことで、日本ではタフィーとも呼ばれる。ぽろちはタフィー味がお気に入り。

次は、2Fingerシリーズ。


ファミリーパックで、2個入りが5個程入って£1だ。フレーバーは、ミルク、ミント、オレンジ、ダーク、クッキークリーム、トフィーの6フレーバーがあるのだが、今回は、オレンジ、クッキークリーム、ミントを購入。お味は基本的に日本と同じ安定。一番上にある小さいキットカットは、日本のファミリーパック。イギリスのキットカットが長いということが、一目瞭然だ。

最後は、チャンキータイプ。


チャンキーは日本では見かけないタイプで、スニッカーズのように食べ応えがあるチョコバーだ。ミルク、デュオ、ピーナッツバター、ダブルキャラメルの4種類があるが、今回はダブルキャラメルとピーナッツバターを購入。キットカットを食べているという感じはしないが、美味しい。

配偶者は日本へ帰ると、職場へのお土産には必ず日本オリジナルのキットカット選んでいる。イギリス生まれのキットカットをお土産に買うとは野暮というものではないか…と心配したのだが、それは杞憂に終わった。以前にもお話した配偶者の職場のティータイムでは、同僚達が、「抹茶味にトライしたい!」や「アップルパイ味のアイディアはクレイジー!」など大盛り上がりなのだ。中でも上司が、「これまで食べてきたキットカットの中でイチゴ味が一番美味しかった」と言っていたそうだ。配偶者は、「キットカットのみならず、他国発祥の商品の良い所を引き出しつつ改良を加え、更に向上しようとする日本の技術は素晴らしい」とドヤ顔でキメてきたが、ぽろちは美味しいキットカットが食べられればそれでよいのである。


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