前回は、UK ビザTier2(General)の取得に必要な書類の1つである資金証明についてお話した。今回も、必要書類の1つである英語力証明について紹介したい。
その条件とは、UK VISAのオフィス側が認める英語の試験において、CEFRレベルB1以上の英語スキルを証明することである。CEFRとは、Common European Framework of Reference for Languagesの略であり、英語力のレベルを示す国際標準規格なのだそうだ。
では、まずUK VISAオフィスが認める英語の試験とは何があるのだろうか。現在はIELTSしかないといっても過言ではない。かくいう配偶者も2014年の秋にIELTSを受験した。現在、IELTSが英語試験を独占している理由は、イギリスで行われたTOEICの試験で、替え玉受験や解答を読み上げるなどの不正が行われたと報道されたことにより、2014年4月にUK VISAのオフィスが、ETSが運営する英語試験であるTOEFLとTOEICを、ビザ申請時に提出する英語力の証明として承認しないことを発表したからである。
では、証明ければならない、CEFRレベルB1以上というのはどのくらいの難易度なのだろうか。詳しくは、以前配偶者がIELTSを受験した時の記事をご覧頂きたいのだが、簡単にいうと、TOEIC450点、英検準二級くらいに値するとのことだ。英語によほどの自信がなければ、少なくとも一冊は問題集を購入し、問題に慣れる練習をすることをお勧めする。
IELTSを受験すると、試験結果が自宅に送られて来るので、この原本を英語力証明としてUK VISA申請センターに提出すればよいのだ。試験の結果は二年間有効とのこと。IELTSの受験には、パスポートが必要であること、受験日と受験地が限られていることに注意だ。CoSの手配や資金証明とあわせて準備を進めて欲しい。
次回からは、オンライン申請について解説していきたいと思う。
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