4月のクッキー

また、配偶者が面倒なケーキ係に任命された。

以前、配偶者の職場には、週1で設けられる殺伐としたミーティングに花を添えるために、上司から指名された人がお菓子を用意する、通称「ケーキ係」という謎のシステムがあるということをお伝えした。既に過去に2回、この当番に当たり苦労を強いられて来た(1回目2回目)。同僚の多く、特に女性は手作りではなくスーパーで購入しているようなので、ぽろちもそれに見習い、適当にスーパーで購入したお菓子を振る舞えばいいと思っている。というか、料理が特別得意でもないただの自宅警備に勤しむ主婦が、家族ならまだしも、そんな気軽に他人に手作りお菓子を振る舞うことなんてできない。飲食店を除き、ぽろちも他人の手作り料理を食べるのが苦手だからこそ、ナーバスになってしまうのだ。

しかし配偶者は、何故か手作りに拘っている。自分で作るなら別にいいが、もちろん自分で作るわけでもない。「スーパーのお菓子でいいでしょ…」というぽろちに難色を示し、「皆、既にスーパーのお菓子を食べ尽くしているから出したくない」と言う。は?スーパーのお菓子を食べ尽くしている?食べ尽くす程食べているならそれだけスーパーのお菓子が好きということでしょ?それならスーパーのお菓子でいいんじゃね?つくづくぽろちは、そう思う。

「今までずっと、ケーキ係は手作り一筋でやってきたんだ。今更スーパーのお菓子に鞍替えすることはできない…」などと配偶者の意味不明で強い拘りを見せつけられて、ぽろちはかなり面倒くさい気持ちになったが、今回もしぶしぶゴーストライターならぬ、ゴーストケーキ係として腕を振るった。そこで作ったものがこちら。


ぽろちは別に料理が好きでもないし得意でもないので大変お見苦しい写真ではあるが、ミッフィーちゃんに免じてお許し願いたい。ちなみにこの富士山ミッフィーちゃんは、東京駅で購入した。限定品なので、ミッフィーちゃんファンは要チェックだ。

先程帰宅した配偶者はご機嫌で「クッキー、人気だった」とのこと。可愛いミッフィーちゃんが、イギリスの方々の手によって、ティーの中にドボンする光景はかわいそうで見たくないが、ひとまずよかったとしよう。

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