中国人が寄り付かない中華料理屋。Jimmy Chungs。

閉店していました(2016年6月現在)。跡地はパブになったようです。

週末は、基本的に外食のぽろちと配偶者。週の始まりに、その週の土日に何を食べるかを相談するのですが、本日は急遽平日の外食…!悩んだあげくなんとか「このままだと何食べたいか決まらないから、ビュッフェで好きな物を食べよう!」ということに話がまとまり、本日のディナーは中華ビュッフェ。ジミーチャン(Jimmy Chung's)です!


こちらはチェーン店。エディンバラの他に、 アバディーン、ダンディー、スターリング、インバーネス、そしてダブリンにお店を構えているようです。前回前々回に行ったビュッフェのレベルに愕然としたぽろちと配偶者が、何故またビュッフェに行くのか…と疑問を持たれる方も多いと思われますが、お店が決まらず止むを得ずです。


閉店間際に撮影したので閑散としていますが、店内は大変混雑しており、ほぼ満員でした。人の熱気がすごく、料理に手をつける前に人の熱さで頭がクラクラ。また、隣のテーブルとは距離がかなり近く、余裕がありません。移動するのも、一苦労。本来はもう少し余裕が作れるはずなのですが、少しでもお客さんを収容するために、テーブルを限界まで設置しているようです。ビュッフェスタイルで席を立ったり座ったりするのだから、もう少しお客さんの立場になって欲しいな…と思うところです。既に料理に手をつける前から、ぽろちと配偶者の間では「今夜はもう試合終了だな…」という結論になってしまいました。


料理の種類はそれなりにありました。余計なグリンピースを混ぜた炒飯が数種類、唐揚げやオニオンリング的な揚げ物各種、野菜炒め、デザート、それから何故かカレー。


これは中国人が作った中華料理なのだろうか…?疑惑の料理を前にして何とも言えない気持ちのぽろちと配偶者ですが、とりあえず料理を取りましょう。


焼きそばのようなジャンルの麺や、チャプチェなのかただの春雨なのかわからない春雨。そして、グリンピース炒飯や揚げ物等をピックアップしました。あまり食べたい物がなかった…というのが正直な感想ですが、妙にハイテンションな外国人に「Hahaha! 君ジャパニーズ?これ、マジうまいよ!」と勧められたので、とりあえずセレクト。


…マジうまくないです。


配偶者はこちらの卵スープもセレクトしたのですが、こちらもマジうまくないです。卵スープに対して大変失礼な卵スープは、出汁に何を使用しているのか不明なスープ。そもそも出汁が入っているのか?と疑惑のスープですね。見た目の良い物を手当たり次第にとってきた配偶者は一言、根本の味が全部一緒…。とのこと。

無言でぽろちと配偶者は料理を口に運び、口直しにアイスを食べて早々にお店を後にしました。このビュッフェは、お一人様約£15。 日本円に換算するような野暮なことはなしとして、一般的に考えると安価。ですので、このマジうまくない料理でも怒りはわきませんが、もうご遠慮願いたいお店。マジうまくないです。


しかし、マジうまくないとの評価を下したぽろちと配偶者に反して、現地の方々は非常に楽しそうで、そして満足そうでした。それと同時に、ぽろちと配偶者は気付きます。偶然ぽろちと配偶者が来店した時間帯にいなかっただけかもしれませんが、必ずお店に一組はいるはずのアジア人、特に中国人がいませんでした。エディンバラにも何軒か日本料理店がありますが、日本料理と呼ぶべきではない怪しい日本料理店に、なかなか日本人は行かないかと思います。中国人がいない理由…。まさかここのお店は中華料理と呼ぶべきではない怪しい中華料理店…??疑惑が深まった、ある日の夜のことでした。

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