冷汗と脇汗の間で 〜郵便局セルフレジ編〜

あくまでぽろち的郵便局での受難を通して、ぽろちが緊張で大量の冷汗と脇汗をかき汗染みで悩まされている現状を赤裸々にお伝えしてきた。もう冷汗と脇汗とは切っても切れない仲のため、このまま真摯に受け止めて郵便局と付き合おうと覚悟を決めていたが、ついに郵便局にもぽろちの強い味方が降臨した。



イギリスのスーパーマーケットには、ほぼセルフレジが設置されており、人件費削減やコミニュケーションが苦手で精神的苦痛を感じる人のために、大きな役割を果たしている。ぽろちはセルフレジを愛用しており、お恥ずかしいが基本的に1人で買い物に行く時は、バーコードがついていない商品はセルフレジで購入できないため買わない、などと徹底している。そのぽろちの心強い拠り所、セルフレジが郵便局にも降臨したのだ。


今のところ、エディンバラ全ての郵便局にはなく、主に中心街の郵便局に設置されている、セルフレジ。郵便局内に入ると、入り口付近に三台程並んでいる。


使用方法は慣れれば簡単なので、恐縮ながらご紹介させていただく。まずセルフレジの前に立ち、画面を確認。画面上には「Start」のボタンがあるかと思われるので、そのボタンをタッチする。


スタートボタンを押すと、「Scan your item or selection an option」の場面に移る。右端に項目があるので、用途に応じて選択して欲しい。選択肢は以下の通りになる。

・Post an item (郵便を出す)
・Buy stamps (切手をかう)
・E-Top Up (プリペイドカードに現金をチャージ)
・Buy an item (店内の商品を購入)
・Pay a bill (請求書の支払い)
・Item does not scan (おそらく郵便物の重さなどを量るなどして値段の見積もりをするためのものと思われる)
・Pay&Go (支払い)


ちなみに今回は日本に郵便を出すという設定でご紹介させていただく。郵便を出す場合「Post an item」のボタンを押すと、郵便の中身に危険物が入ってないかを確認する場面に移るので、危険物が入っていなければ「NO」を選択。


次に「Weight item」の画面が出るので、ディスプレイの右横にある銀色の台に郵便物を置いて、重さを量る。画面左下には、今回ぽろちが日本に出した郵便の重さ「0.846Kg」が出ているので、ご自分の郵便物の重さはここで確認して欲しい。


「What is your item worth」の画面が出てくるので、送る品物の価値を確認して欲しい。送る品物の価値が£20以上の場合は「Over £20」を£20以下の場合は「Up to £20」を選択する。


ボタンを押したら「Please selection destination」の画面に移るので、郵便を出したい国を選択する。UK国内に郵便を出したい方はUKを、日本に郵便を出したい方はJapanを押す。Japanが見当たらなければ、右横から国名の頭文字アルファベットを押すと探せるので確認してほしい。


Japanが見つかったらそのままタッチ。


Japanを選択後は郵便物の重さを確認する。「What type of item are you posting?」の画面で2Kg以下の郵便物は「Small Parcel」を選択。それ以上の重さの郵便物は「Parcel」を選択。


「Please select your service type」で翌日までに到着する郵便物にするか郵便物を受け取る時に署名を必要とするか、などのサービスがあるので確認する。サービスには以下の3つがあり、「Guaranteed」、「Confirmed」、「Standard」だ。「Guaranteed」は翌日までに到着するサービス、「Confirmed」は配達時に署名を必要とするサービス、「Standard」は一般的なサービスだ。


今回ぽろちは「Standard」を選択。すると「Int. Standard Small Parcel」と「Global Value」の選択肢が登場する。ウェブサイトによるとGlobal Valueは金銭的価値の高い物を早さよりも安全に送ることに重きをおいたサービスだそうだ。


「Would you like proof of posting」では品物を送付したという証明が必要かそうでないかを選択する。必要な方は、Yesを選択。


「Proof of posting details」では送り先の住所を入力する。


住所を入力後、「Customs form」と呼ばれる画面に写っている小さな紙を、自動マシーンの棚から取り、項目を記入しよう。内容物、おおよその価格、サインなどを埋めていき、記入後は郵便物の表面に貼る。裏がシールになっているので、ノリは必要ない。


全ての選択を終えたら支払い画面に移るので、金額を確認して支払いを済ませる。支払いは現金の他クレジットカードも使用できる。


支払いを済ませたら、確認のため郵便局のスタッフが来るようなので、スタッフが来るまで待とう。結局スタッフとコミュニケーションをしなければならないが、セルフレジのお陰で多少はショートカットできるので、我慢しよう。スタッフはほぼ無言で郵便物を確認し、郵便物にシールを貼って終了。


スタッフのチェックを終えたら、ポストに投函して終了だ。慣れるまでは時間がかかるが、慣れてしまえばとても簡単に郵便を出せるのでぜひ利用してみて欲しい。

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