痛みを取らない湿布、Cura-Heat。

配偶者は仕事が立て込んでくると腰が痛くなるようだ。本人はそれを悲観するどころか、逆に仕事が完成に向かう幸運の兆しであると、前向きにとらえている。なので、ぽろちは配偶者の腰痛をしばらく静観することに決めていた。しかし、配偶者が立ち上がる度に'いたたた…'とゆっくり立ち上がる様が少々大袈裟でウザくなってきたので、ドラッグストアであるブーツ(Boots)に2人で出かけることにした。


以前、配偶者が「サロンパスが売っているのをBootsで見かけたことがある」というので、イギリスにも湿布があるんだ、と安心しながら、ぽろちと配偶者はそれらしい''Painful relief'のコーナーへと向かったが…。


まず、配偶者が見たというサロンパスが見当たらない。そして、目に飛び込んできた湿布と思われるものは、どれもこれも、暖色系の箱に入っていて、heatの文字が踊っている。


 「クール系がないけど…。イギリスではヒンヤリ湿布より、温かい湿布が主流なんだね」などとこの時はのんきに思い、ひとまず'Cura-Heat 〜Back&Shoulder Pain〜'を購入。


帰宅後、シャワーを浴びて早速湿布をはろうとした配偶者はびっくり。箱から一枚だして振るとシャカシャカ音がするではないか。


 もしや、これは…と配偶者は包みから'それ'をとりだし、片面のフィルムをはがす…。


それはなんとまぎれもなく、貼るカイロだったのだ!湿布コーナーになぜカイロがあるのか…。配偶者とぽろちはただただ笑うしか無い。ドラックストアの「痛み和らぐよ☆'コーナー」に堂々と陳列されていた。そしてさらにパッケージには、これだけ肩や腰が痛そうな人の写真を掲載しているにも関わらず、薬用成分が全く無いただの貼るカイロなのだ。よく読めば、肌に直接貼らないで下さい!と注意書きが…。

仕方ないのでものは試しと、配偶者はパジャマの上から腰の部分に、この痛みを取ってくれるらしいカイロを貼り就寝。若干このカイロからミントのような香りがするが、やはり薬用成分はないらしい。かなりカイロは熱い。翌朝、熱さのせいか、ぽろちに背中でたこ焼きパーティーをされた悪夢を見たと、不機嫌そうに言ってきた。非常に迷惑な話だ。ちなみに腰の痛みはとれなかったそうである。

普通の湿布が欲しい。ただ、それだけなのに、何故カイロなのか。ぽろちと配偶者の湿布探しの旅は、始まったばかりである。


ブログを読んで頂きまして、本当にありがとうございます!
ブログランキングに参加しています。以下のバナーをクリックしていただけると、とても励みになります。どうぞよろしくお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
Previous
Next Post »