4. UK VISA Tier 5 (Temporary Workers Government Authorised Exchange)

2013年の12月、配偶者は何とか書類をかき集めて東京のビザ申請センターに向かった。


東京のビザ申請センターは何とも特徴のない分かりづらい場所にあるので、Googleマップ等でよく調べてから行く事をお勧めする。配偶者は大江戸線の汐留駅から徒歩でUKビザセンターに向かった。写真にあるように、ビザセンターが入っている建物の唯一の目印と言ってもいいファミリーマートを見つけて、ほっと一息。これまで何人の人たちがこのコンビニで安らぎを得たのだろうか。

さて、エレベーターで4階へ。エレベータを降りると、割と重装備の警備員のお兄さんが話かけてくる。ビザ申請の予約の確認、荷物チェック、そして身体チェックである。無事クリアするとビザセンターの中に入ることができる。

色々な手続きやチェックが仰々しいものだから、配偶者はビザセンター内部はものすごく洗練されていてハイテクで無機質な空間が広がっているに違いない!と勝手に想像を膨らませていたが、入ってがっかり。言うなれば、小さな銀行であった。受付は約3人、銀行のように自分の持っている番号札と同じ番号が表示されたらその窓口に行くというもの。配偶者は予約した時間から遅れる事20分でやっと呼ばれた。

今回の申請の際に持参した書類は以下の通り。

1. オンライン申請書のプリントアウト
2. Vaf9 Appendix6のプリントアウト
3. パスポートとパスポートの見開きページのコピー
4. 過去に使用していたパスポートと見開きページコピー
5. View certificate of sponsorshipのプリントアウト (詳しくは前回の記事をご覧下さい)
6. CoS書類の原本
7. 写真
8. ビザ予約表や申請料金支払い確認メールをプリントアウトした書類

配偶者を受け持ってくれたのは中国人と思われる若い女性。少し日本語が怪しいが、大変頭の回転が速そうな方で安心。持って来た書類をまとめて渡す。彼女はものすごい勢いで人差し指を書類の上をすべらせながら書類をチェックしていく。ピタッと彼女の指がオンライン申請書のプリントアウト書類の上で止った。しまった!?何か問題が?彼女は申し訳なさそうに"この書類は既に有効期限が過ぎています…"とはっきりとした日本語で配偶者に知らせる。それは配偶者にとって死刑宣告のように頭に鳴り響いた。しかし、彼女は中国から来た神様の使い、再発行するチャンスを下さったのである。以降は以前の記事でお話した通り、偶然持ち合わせたノートパソコンと、ポータブルWifiを駆使して、近くのカフェでオンライン申請をやり直し、ビザ申請センターへとんぼ帰り。事なきを得たのである。

今回配偶者は優先サービスを利用したので、月曜日にビザ申請し、金曜日にビザが通ったとの通知をビザセンターから受けた。最初はどうなることになるかと思ったが、幸運が重なってなんとかUKビザを取得することができた。皆さんも配偶者のようにヘマの無いよう、最善の注意を払ってビザ申請に臨んで欲しい。配偶者のUK VISA Tier5 (Temporary workers Government Authorised Exchange) 取得については以上である。

UK VISA Tier 2 General Extensionの全記事はこちら
UK VISA Tier 2 Generalの全記事はこちら
UK VISA Tier 2 Dependantの全記事はこちら
UK VISA Tier 5 Temporary Workerの全記事はこちら
UK VISA Tier 5 Dependantの全記事はこちら
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