ボーダーラインを狙え!IELTS対策 〜負けない戦い〜 テキスト選び

IELTSに負けない戦いをするために、まずはテキストが重要である。私は主にこちらのColinsの"Practice Tests for IELTS"(CD付)というテキストを用いた。


しかしこれが、大きな間違いであった。このテキストのイントロにはBand Score 6.0 or Higherを目指す人に向けて、とある。私の目標は前述の通り、Band Score 4.0を越えること。なので、このテキストで充分、と実際のテストとのギャップを気にせず小運輸してしまったのだ。本番よりも簡単な問題集を2ヶ月前に購入し、本棚で1ヶ月寝かせてから勉強をスタート、試験の1週間前に本番との難易度のギャップに気付き大いに焦るという最悪のシナリオであった。今思い返しても、この時の浅はかな自分が情けなくなる。

その過ちに気付かせてくれたテキストがこちら、Cambridge Englishの"IELTS Examination Papers" (CD付)ものである。恥ずかしながら試験の1週間前に過去問を探しに本屋に行ったのだが、見つからなかったため仕方なく購入したテキストである。ネット上でも評判もよく、難易度も本番さながらだそうだ。上記のテキストにすっかり慣れてしまった私は、この問題集を解いたとき冷や汗が頬をつたった。みなさんはくれぐれも私のようなミスを犯さないで欲しい。1ヶ月という短いスパンで目標を達成しようとしているなら間違いなくこちらのテキストを買う事をお勧めする。Writingの解説も模範解答と、受験者の回答に朱筆をいれて解説する、という2パターンがあり、Writingに臨む際、何に気をつければよいかが分かりやすくなっている。


私が試験までの1ヶ月にやった事といえば、始めに挙げたColinsの問題集を用いて、ReadingとListeningの問題を1日1〜2題ずつ行い、2週間程ですべて終了。リスニングに至っては、ぽろちにも協力してもらいクイズ感覚で臨んだ。正答率は8割程で、愚かにも完全に安心しきってしまった。

次の1週間でWriting対策を行った。次回Writingについては詳しくお伝えしようと考えているが、テキストから問題をコピーしてノートに貼って、模範解答を横に書き、基本的な流れを理解。そしてそこから文章をいくつかひっぱってきて、自分なりにどんな問題が来ても使える様な定型文を作成し、何度か書いて手に暗記しておくことにした。

Speakingに関しては、テキストを見ると、自分の好きな色、趣味、日課、仕事、教育、環境問題まで多岐にわたる質問が脈略もなく繰り広げられるようだ。そもそも、自分の好きな色はなんですか?それは何でですか?と聞かれて、日本語でもぱっと答えられる人がどれ程いるだろうか。なので、試験の直前に、ぽろちに一問一答で思いつくまま自分へのインタビューをしてもらい、私はせっせと英語で回答をつくることにした。これをやっているといくつかは同じ話題で話がつなげられる事がわかってきて、対策をしている実感をもつことができた。

正直、私にとってCambridge Englishのテキストは難しく感じたが、IELTS対策に時間をかけたくない方はこのテキストで準備を始めて、まずは敵を知ることを強くお勧めしたい。

次回、各科目についての対策についてもう少し掘り下げてお話したいと思う。

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