スペイン・アンダルシア旅行7。大満足のレストラン El Marcader。

スペイン・アンダルシア旅行にやってきた、ぽろちと配偶者。グラナダのバル La Rivieraにて初バルを楽しんだ後は、レストラン El Marcaderでディナーです!


お店は、観光地であるヌエバ広場のすぐ近く、Hotel Plaza Nuevaの1階にあります。

当初の計画では、スペインではレストランには行かず、バル一本勝負で行こうと思っていました。しかし、「もしバルが激混みで食事ができなかったら…」と考えると不安になったので、初日の夜だけは確実に食事ができるように、レストランを確保することにしました。

トリップアドバイザーによると、こちらのレストランEl Mercaderは、グラナダでトップクラスの人気を誇るレストラン。予約必須です。Facebookのメッセージでの予約は受け付けていないとのことだったので、配偶者のスペイン人の同僚にお願いして、電話で予約を取って頂きました。

店内は小ぢんまりとしていて、席数は十数席ほどです。ご夫婦で経営されているレストランのようで、ご主人がオーナー、そして奥様がシェフだそうです。


案内して頂いたテーブルには、レコードが。レコードがトレイとは、なかなか思いつきませんよね。お洒落です!


オーナーおすすめのワイン、赤ワインで乾杯です。グラナダ産だそうです。


お料理も、オーナーのおすすめをお願いしました。当初の予定では、ある程度オーダーするお料理を決めていたのですが、オーナーの熱心な説明を聞いていると、オーナーのアドバイスに沿わないオーダーをする訳にはいかないな…という雰囲気があり、全てお任せすることにしました。オーナーからは、お料理やサービスへの情熱を感じました。

こちらはぽろちがオーダーした前菜の、ビシソワーズです。


舌触りがとてもまったりとしていて濃厚ですが、クドくなく、あっさり頂けます。うまく表現できませんが、ただのビシソワーズではありません。美味しかったです。

こちらは配偶者の前菜で、キノコのリゾットです。


気持ちを落ち着けたい時はお米ということで、前菜というよりは、炭水化物枠としてオーダーしました。こちらもビシソワーズと同様、舌触りが濃厚ですが、不思議とあっさりしていました。家庭ではなかなか作れないお味で、美味しかったです。贅沢なリゾットを食べているような気持ちになりました。

メインに、ぽろちはイベリコ豚のステーキです。


イベブーの柔らかさに、本当にびっくりしました。フォークで刺した感触から、今までのイベブーとは違うと思いましたが、口の中に入れた瞬間、一瞬でとけて消えてしまうイベブーに感動しました。非常に美味しかったです。

配偶者は、牛ステーキです!


こちらも柔らかで、噛めば噛む程に味がジュワっと出てくる繊細なステーキでした。美味しいという言葉が、止まりませんでした。

ぽろち、途中でリンゴジュースをオーダー。


オーナーにデザートを勧められたので、ぽろちはヤギのチーズケーキをオーダーしました。


とても濃厚ですが、甘さは控えめ。甘みよりもヤギのチーズのクセの強さが、際立ちます。ぽろちはヤギのチーズのクセが好きなので、強気なチーズケーキが気に入りましたが、クセが苦手な方は難しいと思います。付け合わせのナッツ系のアイスクリームと、よく合いました。

そして配偶者は、ベリーのケーキです。


こちらもヤギのチーズケーキと同様、甘さ控えめ。素材のお味の主張がとても強かったです。ベリー系のお味かと思いきや、よくわからない不思議な風味でした。

El Mercaderは評判通り、お料理、サービス共に素晴らしかったです。どのメニューを頂いても、おそらくハズレは無いと思われます。電話予約をして行く価値のあるレストランだと感じました。大満足のグラナダ1日目の夜でした。
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