100%かな…?SFC Chicken Boneless Bucket。

KFCではなく、SFC…??


先日、セインズベリーで買い物をしていた時のことである。最近ポテトよりもチキンに熱を入れている配偶者が、突然この大きな箱を冷凍コーナーから抱えて持ってきたのである。しかも超絶ニヤニヤしながら。そのチキンを抱えた配偶者のニヤけ顏は、あまりに気持ち悪かった。しかし、配偶者は別として、配偶者が抱えてきたチキンはかなり興味深かった。


早速購入し帰宅。ちなみにこちらのチキンの箱は、かなり大きい。ビール缶とほぼ同じ高さである。内容量は堂々の650g。一体このビックボックスの中は、どれだけのチキンで溢れているのだろうか。明らかにKFCに似せたパッケージで、日本には絶対に売っていなさそうな、いかにもジャンキー臭漂うチキンだが、年甲斐もなくこのビックボックスを見て爆笑しているぽろちと配偶者には、悲しいがお誂え向きなのだろう。以前ご紹介したMFCと同様、フライドチキン業界のネーミングセンスには笑うしか無い。

早速開封して…少し震えた。


なんだこれは…。パッケージの絵と違うではないか。


焦って取り出すと、奥からさらに2種類の形のチキンがでてきて、ひとまず…胸を撫で下ろしたぽろちと配偶者。しかし、この時点から(明らかに大分遅いのだが)、段々疑いの目がこのチキン達に注がれる。箱に記載されていた「100% chicken」に、不安を煽られたのだ。こちらは当然チキンを購入しているつもりなので、疑いもなく100%チキンだと思っている。だから何故「100%chicken」をあえて記載しているのか、わからなかった。もしや本当は50%チキンだけど、皆をごまかすために100%と記載しているのだろうか?いやそんなはずは…。

とりあえずオーブン。


オーブンから出しても、チキン特有の香りがあまりしない。恐る恐る、食べてみる。食べた瞬間、本当にチキン100%なのか…?と思った。全体的にチキンの風味が一切なく、特にひょうたん型は、ふにゃふにゃでよくわからない食感だった。あえて言うなら、完全無敵のソーセージを食べたと思っていたら、実はそれはイギリスの70%ポークソーセージだった的なやつだ。


悲しくも、1番チキンの味がしたのは、ぽろちと配偶者の不安をあおった、1番小さい左側のヤツだ。もう二度とリピートはしないだろう。
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