今回は缶のタイプである。
当初陳列棚で発見した時、まさかおいなりさんの皮だとは思わなかった。まだエディンバラに来たばかりの頃、缶詰に入っているたらこだと信じていたぽろちは、おいなりさんの皮だと知りひどく落胆したのを覚えている。その横でおいなりさん好きの配偶者が、大喜びしたのは、言うまでもない。
ぎっちり詰まっている。皮が取り出しにくかったのが、難点だった。また以前の皮よりも、皮が剥きにくく、脆く破れやすかった。
皮が小さいのでお米を詰めにくい…などの問題もあったが、それなりにおいなりさんが完成。配偶者が張り切って作ってくれたので、今回ぽろちはサポートメンバーとして参加した。
肝心のお味であるが、「グーな味」のおいなりさんよりも、甘みが弱めで、全体的に味が薄めだった。日本食から離れつつあるぽろちと配偶者にとっては、ガツンとした味の「グーな味」のおいなりさんの方が好みだった。
大のおいなりさん好きの配偶者は、2つのおいなりさんの違いを述べつつも、あっという間に完食。配偶者にとっては、2種類のおいなりさんの皮の違いなど、些細なことのようであった。