場所は、オスロ市庁舎(Rådhuset)の裏手側にあり、オスロ市街地の中心エリアです。
店内は随分照明が落とされており、暗めです。広めの空間ですが、その分テーブルや座席が所狭しと並んでいて、すこし窮屈な印象です。隣のテーブルとの距離は、かなり狭目で余裕がなく、ギチギチになりながら、席に着きました。
まずは恒例、ビールとサイダーで乾杯です。何故かぽろちはノルウェーでもアイリッシュサイダーのブルマーズ(Bulmers)、配偶者はAmundsen自家製のペール・エールです!
ビールとサイダーを飲んでいると、隣のテーブルの男性が突然話しかけてきました。彼は九州に住んでいたことがあるそうで、日本が大好きだと言っていました。そして親切なことに、オスロで行くべき場所を教えてくださったり、「明日1日フリーだから案内してあげるよ」と言ってくださったり。どうやら、ぽろちと配偶者の仲間になりたいようでした。さすがに案内はお断りしましたが、親切な男性の登場で、ぽろちと配偶者の気持ちはテン上げです。
そうこうしていると、配偶者期待のオスロ版フィッシュアンドチップスがきました。
フィッシュがイギリスよりも、小さく短いです。このお店独特なのかもしれませんが、なぜか筒状の形をしていました。ナイフを入れるとトロトロの身。美味しい!と感激の配偶者。珍しかったのは、岩塩のようなお塩が振りかけられていた事。かなりしょっぱいのですが、旨味があり、フライとよく合いました。配偶者の判定では、エディンバラの平均よりかなり上、とのこと。
ぽろちはメインに、ムール貝をオーダーしました。
これは…失敗でした。
身が小さく、ムール貝というよりも、アサリを食べている気分でした。付け合わせのパンで凌いでいた感じです。
フライがおいしかったので、ポテトを追加オーダーです!
ところで、北欧は物価が高いということで有名ですよね。イギリスも確かに日本より物価が高いかもしれませんが、ノルウェーは更にその上をいくのでしょうか…。
こちらの通貨、ノルウェークローネをポンドに換算したところ、ビールやサイダーなどのドリンクが一杯で約£8〜10、フィッシュ&チップスが£17と、イギリスの相場の約2倍弱。ノルウェーのパブでこのお値段なので、レストランだともっと値が張るのではないでしょうか。
飲み足りないので、二次会です。次回は、日本でも支店があるカフェ、Fuglenをご紹介します。