Leithまでは、散歩がてらのんびり歩いて向かったぽろちと配偶者。お天気は曇りでしたが、春の心地よい風がなかなか気持ちよかったです。
場所はLeithのWater of Leith沿い。ボートのレストランのお向かえです。
近くには、可愛らしくて美味しいカフェMimi's Bakehouse、マグカップがトレードマークのパブTeuchters Landing、オーシャンターミナル・ショッピングセンターなどがあります。
エディンバラのシーフードレストランの中では評判が良いと伺っていたので、かなり楽しみにしていたぽろちと配偶者。
なんとメニューに日本語が!エディンバラでは珍しいです。
まずは白ワインで乾杯です。
こちらはサービスのパン。
スターターに、ぽろちはスキンク(Ship’s Cullen Skink)。
スキンクは、スコットランドの伝統料理。サーモンや白身魚を玉ねぎなどの野菜と一緒に煮込んだスープです。クラムチャウダーのようですが、クラムチャウダーよりはあっさりさっぱりしていて、口当たりが軽いスープです。ぽろちのお気に入りになりました。
配偶者は、チキンレバーとスモークベーコンのパテです。
ぽろちはレバーが苦手なので、今回は遠慮しました。クラッカーのようなOatcakesとパテを一緒にいただきます。ワインとの相性は最高。付け合わせのプラムのチャツネも美味です。
そしてお待ちかねの、オイスター。
身が小さいですね…。貧相な容姿です。そして肝心のお味ですが、心なしかあっさりししすぎていて風味が感じられず、期待しすぎていただけに不完全燃焼です。
スターターをゆっくり楽しみたかったのですが、店員さんが何度も何度も様子を見に来るので、仕方なく慌ただしく頂きました。運悪く、床が不安定なテーブルに座ってしまったので店員さんが歩くたびに床ががたがたしてテーブルが落ち着きません。
続いてメインに、シーフードチョリソーパエリア。
シェア用なので、とても大きいです。えび、ロブスター、いか、たこ、ムール貝、ハマグリなどのシーフードに、気持ち程度のチョリソーが散りばめられています。お味は、シーフードはイマイチだったものの、パエリア自体は美味しいです。ただ、塩気が強すぎるのか、とてもしょっぱくて最後は食べるのがつらかったです。
余談ですが、後から入店してきた中国人の若者達の一人が店員さんに、iPhoneの充電をお願いしていました。衝撃ですね…。思わず目が合ってしまった店員さんたちと苦笑いしてしまいました。
レストラン自体は雰囲気もあり、お料理も味付けに気を配っているんだな、という印象を受けて好印象でした。しかし、時期が悪かったのか、期待していたオイスターがイマイチだったのが、ぽろちと配偶者の評価を大幅に下げてしまいました。きっと夏に訪れたら、もっと周りの雰囲気ものんびりしていて良い感じになると思いますし、シーフードも美味しくなるはずです。観光の方にもお勧めしたいのですが、今回のお食事は今一歩でした。