さようなら、またいつの日か。Bluerapa。

本日行く予定だったレストランがまさかの臨時休業で、路頭に迷ってしまったぽろちと配偶者。出鼻を挫かれてしまいアテも無く歩きながらレストランをを探していると、ふと配偶者がとあるお店を指差しながら、「ぽろち、そろそろ頑張って食わず嫌いを卒業した方が良いよ」と言い出しました。そこはぽろちが苦手な…タイレストラン。ぽろちが苦手なので配偶者は言いづらかったようですが、どうやら配偶者はタイ料理が好きだったようです。と言う訳で、今回はタイレストランBluerapaに行ってきました。


まずはじめに、先程も申した通り、ぽろちは、中国韓国を除くアジア料理が少々苦手です。 実はこれまでの人生、タイフードを食べた記憶がない程、タイフードに疎いレベルです。ですので、今回のレビューに関しましては、どうか温かい目で見守って頂けますと幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。

場所は、ヘイマーケット(Haymarket)エリア。餃子のChopChopや、カレー屋さんのAtithiチーズケーキのMallow Valley Cheesecake Cafeなどが並ぶ、モリソン・ストリート(Morrison St.)から、トフィチェン・プレイス(Torphichen Place)という小道に入った所にあります。

お店の外観は、草臥れたテイクアウト専門のお店といった雰囲気です。あまりウェルカム感が漂っていなく、ひなびた臭いを感じるので、入店するのに思わず躊躇ってしまいました。

 
店内は広くはないですが、それなりの人数を収容できるかと思います。この日は誕生日パーティーが開かれる予定だったようで、既にテーブルはセッティングされており、お店はパーティー準備に勤しんでいました。ぽろちと配偶者が座ったテーブルも、どうやら2時間後にやってくるお誕生日様席だったようで、何だか落ち着かないディナーとなりました。

ちなみにこちらのお店は、お酒のライセンスを持っておらず、BYOB(Bring your own bottle)形式ですので、お酒を飲みたい方はご注意下さい。

早速スターターに、シェア用のミックスプラッターをオーダー。タイフードに精通していないので、とりあえずシェフのおすすめ的なものを頼んでみました。


串焼き料理のサテ、春巻き、チキンとエビのトースト揚げ、スウィートポテト揚げ、スペアリブがセットになっています。ソースは、ゴマだれのようなものと、甘辛のものです。配偶者はサテがかなりヒットしたようで、 美味しい美味しいとひたすら言っていました。ぽろちはサテの柔らかな食感が苦手でした。このセットは特別まずくはないですが、かといって美味しいという感じもなく、とにかく普通…でしょうか。配偶者も、サテ以外は至って普通とのこと。

続いてメインに、グリーン・カレー。


ぽろち、初めてのグリーンカレーです。一口食べて…リタイアしてしまいました。かなり甘く、謎の風味がぽろちの味覚を撃沈させました。一方の配偶者は、ぺろりと食べていましたので、グリーンカレーが好きな方は大丈夫だと思います。ですが、配偶者曰く、甘味が強過ぎで、さらにココナッツミルクの所為かこってりしているので、食べているそばから胸ヤケしてきそう、と洩らしていました。

もう1つメインに、トムヤンスープヌードルwithチキンです。


パクチーのってる…。パクチーを見て動揺したぽろちは、もう今宵のディナーを終了しようと思いましたが、とりあえず一口食べてみました。スープですが、酸味と辛みが程よく効いており、なかなか美味しかったです。


ですが、ラーメンとは違う、この平麺にぽろちはダメージをくらい、そのまま試合終了。配偶者は、菜箸のように長く使いにくいお箸に苦戦しつつも、美味しくいただいていました。

ぽろちの、タイフードへの戦いはこれにて終了。きっと好きな方は好きだと思いますし、全体的に美味しいのだと思いますが、ぽろちはどうしてもダメでした。エディンバラで他のタイ料理に行っていないので、比較の仕様がないのですが、配偶者曰く、比較的リーズナブルな値段相応の味、とのこと。また期間をおいて、ぽろちはタイ料理に歩み寄ろうと思います。
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