夏だ!フェスティバルだ!フリンジだ!

もうすぐ、8月。8月はエディンバラにとって、最も盛り上がる月でもあり、楽しい月でもあり、魅力的な月でもあり、勝負の月でもある。そう、毎年8月は、Edinburgh festivalが開催されるからだ。今年のEdinburgh festivalは、7日〜31日の期間で開催される。ほぼ毎夜エディンバラ城で催されるミリタリータトゥーや、世界各国から集まったパフォーマー達が己の才能を発揮するフリンジなど、毎日魅力的な何かが催され、街を明るく彩るのだ。


以前、ミリタリータトゥーについてはお話させていただいたので割愛させていただくが、まだ座席に空きもありチケットを購入できるようなので、興味のある方はぜひ参加していただきたい。

エディンバラフェスティバルの要となる、フリンジ。フリンジとは、公式のエディンバラ国際フェスティバルの 「周辺にあるもの」の意味だそうで、スコットランドの劇作家・ジャーナリストのロバート・ケンプが、「公式のフェスティバルの演劇の周辺(fringe)で催される私的な企画が増えつつあるように思われる……夜になると家にじっとしていられなくなる方々もいるだろう!」と書いたことに由来するそうだ。(wikipedia参照)

フリンジには、アマ・プロ、有名・無名を問わず参加することができる。資格審査はまったくなく、登録料と参加費を収め会場を見つけさえすれば、収支の見込みは別にして、誰でも公演できるシステムになっているようだ。自慢のパフォーマンスを路上で披露する人、シアターで演劇をするグループ、テントでサーカスなど、枚挙にいとまがない。日本からは、和太鼓や邦楽の団体、クラシック音楽、コメディーなど、幅広いジャンルのパフォーマーが数多く参加していらっしゃるようだ。

世界中からパフォーマーが参加しているため、フリンジはとにかく数が多い。毎日エディンバラ市内の至る所で開催されているし、スケジュールもぎっちり詰まっている。そのため、時間と予定をしっかり把握しなければ、目当ての公演を逃してしまう可能性があるかもしれない。


フリンジのスケジュールは、フリンジの冊子かウェブサイトで確認することができる。


冊子は無料で配布されており、HMVや本屋さん、あるいは決まったパブやカフェでも手に入れることができる。


また、ロイヤルマイルのフェスティバルの事務局でも、手に入れることができるだろう。街で冊子をゲットできなかった方は、事務局に行けば確実に手に入れることができる。


ぽろちと配偶者もまだ熟練の域に達していないので、途方もない情報量に圧倒されてしまうのだが、何か興味のあるキーワードがあるならば、個人的にはウェブサイトでの検索が便利である。こちらで、例えば、"Japan"と入力すれば、日本からの和太鼓奏者さんたちの情報が手に入る。


チケットの入手法は、上記のサイトの色がついている日付をクリックし、料金、時間、場所を確認してクレジットカードで購入する。購入したら、購入した際に使用したクレジットカードを持って、Fringe事務所に行き、機械にカードを通すと実際のチケットがゲットできる、という仕組みだ。場所は、ロイヤルマイルとエディンバラ大学前である。こちらのサイトの下側に詳しい場所のリンクがあるので参考にして欲しい。慣れるまでに時間がかかるが、体力と時間が許す限り色々なフリンジに挑戦して欲しい。

ぽろちと配偶者の去年のアタリは、サーカスのBiancoであったが、残念ながら今年はエディンバラフェスティバルに来ないようだ。しかし、"Circus"で検索するとたくさん演目がでてきて、面白そうな物もあるので、ぽろちと配偶者は今年も挑戦しようと思っている。

8月のエディンバラは、人口が普段の約2〜3倍にふくれあがると言われている。比較的治安が良いエディンバラだが、観光客が増えることによってスリなどの被害も増えるので、エディンバラに来られる方は注意願いたい。また、航空券やホテルなどのご予約はお早めに。

一緒にエディンバラの夏を楽しみましょう!


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