セインズベリーの落とし穴。

以前から何度もお伝えしてきたが、買い物に行くのも面倒と感じている怠慢なぽろちは、スーパーのデリバリーサービスに頼り切っていた。当初はテスコを一筋だったが、様々裏切りにあった結果、現在はセインズベリーに鞍替え。これでデリバリー生活も安定し、日々の買い物のストレスから解き放たれるかと思っていたが…。


最近、セインズベリーデリバリーが非常にずさんだなと感じるようになった。慣れとは恐ろしいものだが、つい数ヶ月前まであれ程セインズベリーデリバリーを絶賛していたにも関わらず、今現在は彼らのルーズさに対して時に苛立ちすら感じるのだ。しかし、これは許し難い。

当初ぽろちと配偶者は、寛容な気持ちで彼らのルーズさを受け止めていた。配偶者がオーダーしたAというビールが在庫切れだったらしく、配達に来たセインズベリーメンズが「Aというビールはなかったから、Bというビールに変更しといたから」と言われても、本来ならば在庫切れがわかった時点で、事前に「Aというビールが在庫切れなので、注文をキャンセルするか銘柄を変更していただけないか」とぽろちと配偶者に連絡が来るはずなのだが、セインズベリーはそれがない。なかなか理解に苦しむところだが、それでもぽろちと配偶者は広い心で受け止めてきた。

こういう件が、ほぼ毎週のように続いた。オーガニックのキャベツがなく普通のキャベツが届いたり、500mlのシャンプーがなく250ml×2などはまだ許せる。しかし、プリングルスが他のポテトチップスだったり、オレンジジュースが炭酸のオレンジジュースだったり、じゃがいもがマッシュポテトに変わってたりと、もはや別のジャンルの物が来るなど、なかなか厳しいものである。注文した鯖の賞味期限が、なんとデリバリーしたその日だったこともあった…。

極めつけは、配達時間だ。先日午後10時から11時の間に配達をお願いしたのだが、まさか当日になって「ちょっと午後10時とか配達無理っぽいから、今から行っていい?」と電話が来たときは、驚きを通り越して飽きれた。その時ぽろちと配偶者は遠出しており、今すぐ帰れる状態ではなかった。困惑しながら何故無理なのか聞いてみた所、「僕が担当する荷物は全部、午後7時に配達終わるんだよね。だから、あなたに配達するまで3時間も待つのちょっとキツいって感じで…」と理解に苦しむことを言われたのだ。いや、それがあなたの仕事でしょう…と言いたかったが、そんなことは言えるわけもなく、大急ぎでタクシーを拾って腑に落ちないながらも緊急帰宅し、「待たせてごめんなさい」と何故かこちらが謝りながら荷物を受け取ったのだった。

正直、今後もこのような対応ならば、もうセインズベリーを利用する勇気がない。これがイギリス流だから…と言われてしまえばそれまでだが、ちょっとさすがにこれはダメでしょ…とぽろちと配偶者的には思う。

もしかしたらこれは、買い物に行かずデリバリーに頼り切る怠慢なぽろちへの罰なのかもしれない。


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