ドイツ旅行。10. Ayinger Hofでドイツビール!in ミュンヘン。

ノイスバイシュタイン城からミュンヘン市街へ戻って来たぽろちと配偶者。朝8時にミュンヘンを経ち、午後18時に戻って来た。時刻は夕食にちょうど良い時間。ぽろちと配偶者は今宵の宴のお店を求めて、ミュンヘン観光地の1つであるマリエン広場へと向かった。


 この旅の成功を祝うために、Ayinger Hofというレストランに到着。土曜日ということもあり、マリエン広場周辺のお店は混雑しているので予約は必須だ。このお店の名前、Ayinger HofのAyingerは、Ayingerという名前のビールがあり、2007年にはビールの世界チャンピオンに輝いているそうだ。そして醸造所がミュンヘン郊外にあるとのこと。つまりAyingerはミュンヘンに来たら飲まなくてはいけないビールの1つということになる!その誉れ高いビールを是非!と配偶者は鼻息を荒くしていが、ぽろちはビールよりも夕食の方が大事。


レストランの前にはAyingerと書かれたパラソルが出ており、オープンカフェですでに既に皆さんビールを楽しんでいる模様。短い夏を楽しむように外でビールを傾けている人々の姿を見ると、ドイツに来て良かったと思う。


早速席に通され、ドリンクをオーダー。配偶者はもちろんAyinger beer。ビールはガラスのグラスではなく陶器でサーブされ、これまた気持ちが高まる。一口飲んで口をついて出た感想は、最高、の一言。やはりビール界のチャンピオンに輝いただけのビールだ。

そんな配偶者に構わず、ぽろちはカンパリオレンジ。残念な点は、ビール以外のアルコールが極端に少ない事。カクテルの種類が限られているので、ビールやワインが飲めない方には少々悲しいかもしれない。


さて早速メインといこう。まずは、鴨のモモ肉である。


な…なんと…。みなさまもお分かりであろう…。ぽろちと配偶者は唖然。一体何故、ここでもパン団子があるのだろうか。パン団子に怯えたぽろちと配偶者は、しばらく料理に手を付けず呆然としていた。誠に申し訳ないがシャッターを切る配偶者の手が震えてしまい、写真がぶれてしまった。我々の動揺が皆様に露呈してしまう結果となってしまった。モモ肉はおいしい。だが、パン団子がいただけない。

続いて、ドイツ風カツレツ、シュニッツェル。


こちらおいしい。ドイツ料理はパン団子以外美味しい物がたくさんある。

日は変わって、ドイツ旅行最終日、日曜日である。なんとドイツには閉店法という法律があり、日曜日は営業していないお店が非常に多い。今後ドイツに旅行で行かれる皆さんは是非注意して欲しい。ぽろちと配偶者は、ぽろちの大好物である白ウィンナーが食べられるレストランを探してうろうろ…。白ウィンナーは鮮度の関係で午前中にしか食べることができないデリケートな代物。しかし、行けども行けども白ウィンナーが食べられそうなレストランは見つからず、見つけても日曜のため閉まっている。

一か八かAylinger Hofに再来店。なんと、白ウィンナーのラストオーダーである13:00にぎりぎりで入ることができた。昨晩と同じお兄さんに優しく席へと案内され、かなりの恥ずかしさを感じつつもホッと一息。

気を取り直して、白ウィンナー、ヴァイスヴルースト。


そしてニュルンベルガー。


プレッツェルはサービスである。


大変満足。2回の連続来店の恥ずかしさもいつの間にか消えていたのであった。

ドイツ旅行を終えるにあたり、3年前にぽろちが訪れた思い出のレストランを最終グルメスポットに定めていた。我々は、お土産も十分に買う事も出来ない日曜日のマリエン広場を後にし、夕食の時間までホテルでお昼寝をかねて休憩することに…。
…と思ったら寝坊した!!!寝過ごした!!!予約時間過ぎちゃった!!!もうダメだ!!!
ああ、何と言う事だろう。ぽろちと配偶者はホテルで昼寝をして、夕食の予約時間まで寝てしまったのだ。最後の最後でぽろちと配偶者は、失敗。そして意気消沈した2人が行き着きた先は…。再びラーメン・匠。既に勝手知ったる他人の家状態で、メニューを見る事無しに、お水、餃子、そしてご飯を注文。

配偶者は担々麺。


 胡麻が良く効いていてとても香ばしい。が、何か足りない味。メニューが多いのはよいが、少々手広くやり過ぎではないか。

ぽろちは福岡豚骨ラーメン。


あまりコクが無くイマイチ。今夜食べるはずだった思い出のドイツ料理のぽっかり開いた穴を埋めるにはやや力不足か。

最後の最後で大失敗をしてしまったぽろちと配偶者。しかし、これもまた旅の良い思い出。このラーメンを最後に我々はミュンヘンを後にしエディンバラへと帰宅した。
ドイツまで来て、予期せぬ事にラーメンを3度も食べてしまったロマンチック街道グルメ旅行記は、これにて終幕である。

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